2.健康教育士資格取得者への認定責任を果たさなければならい
2002年には実戦健康教育士、2006年には専門健康教育士(健康教育の研究・発展位寄与する)の資格制度を開始しました。実践健康教育士の認定には、認定校(大学、短期大学、専門学校)での卒前コースと連続講座及びサマーセミナー等で所定の12単位を、専門健康教育士の場合は認定校での大学院コースで所定の18単位を取得する必要があります。連続講座では、これまで、ほぼ180名の「実践・専門健康教育士」が誕生しました。その職種の内訳は養護教諭、歯科衛生士、保健師、看護師、管理栄養士・栄養士、保健体育教師、医師、健康運動実践指導士、企業人、地域のリーダなどと多岐にわたっています。
しかし、2018年頃を前後して、退会者が漸増傾向にあり、健康教育士資格取得希望者は減少傾向にあります。この主因の1つは、資格を取り放しでフィーバックがなされておらず、資格の有効活用がなされておらず、強いては市場開発に繋がっていないからです。
そこで、新体制下では、実践健康教育士、専門健康教育士を対象にして、それぞれの特徴が生かされアクチィブな活動ができるよう、その資質向上のための更新研修を中心に、実践発表などのケーススタディーによるワークショップを積み重ねる中で、望ましいあり方について検討し共通理解を図り、社会の要請に応じた有能な健康教育士の育成を目指します。無論、一般の人々への健康教育の普及に努め、健康教育士取得も同時に進めます。