2022年11月19日(土曜)10時~12時 第11回 JHEO学習会を実施いたしました。当日の学習会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

※参加者の皆様にはアンケートをお願いしております。アンケートの回答はこちらからお願いいたします。

学習会の資料

本学習会の資料は参加者のみに公開いたします。資料はメールにてご案内いたします。
※資料の転載・複製などは固く禁じております。ご本人様のみ自己学習としてご活用ください。

第11回 学習会の主な内容

 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を契機に、社会問題として、企業や家庭、学校などでのコミュニケーション不足がより一層、問題視されるようになった。その改善を通して、QOLの向上・生きがいが求められるこれからの社会を目指すには、健康教育士の資質能力を高める上からも、ライフスキルの一領域であるアサーティブコミュニケーション(自己表現)スキルの習得が重要である。そこで、講習内容として、ライフスキルの基本的形成過程に基づき「①自己表現スキル形成の必要性」についての教示、「②自己表現スキル形成のトレーニング」、「③自己表現スキル形成の評価」を実施した。②では、自分のコミュニケーションのタイプをチェックし、4要素から成る基本的な「DESC」法及びその簡便法の「よきてり」法を演習した。③ではセルフエスティームと自己表現スキル形成とは関連が深いとの知見に基づいて、セルフエスティーム形成評価票(10項目及び21項目)を活用する必要性を説いた。参加者からは、特に演習において、実際のコミュニケーション場面でのDESC法の4要素の適用に関する質疑がなされ、知識・認識とも関わっているとのことであった。無論その通りであるが、今回は、自己表現スキル形成に着目していること、それが健康教育の目標領域の1つである態度(情意)形成に匹敵していること、これまでの見える化やトレーニング化の弱点を改善できる有用な学習法であることについての理解を深めるとともに今後の健康教育士としての資質能力向上の重要課題であることについて喚起した。

日時:11月19日(土) 10:00−12:00
場所:オンラインzoom
テーマ:アサーティブコミュニケーションスキル(自己表現スキル)の形成

講 師:薗部 正人(日本ウェルネススポーツ大学)

要 旨:欧米諸国と比較し、日本人は、自己表現が苦手であると言われている。2002・2003年の教育現場における生徒に身に付けて欲しいライフスキルについての大津らの先行研究では、対人関係及びコミュニケーションスキルが1・2位を占めていた。この度の新型コロナウイルスの感染拡大では、これを契機に様々な場面でのコミュニケーション不足が加速化している。そこで、第11回の学習会では、健康教育士の資質能力の向上の一環として、ライフスキルの一領域であるアサーティブコミュニケーションスキル(自己表現スキル)に着目し、コミュニケーションのタイプやDESC法、評価のしかたの理論と演習を通して、人々のQOLの向上(生きがいの創出)への一助としたい。

学習会オンデマンド配信

参加できなかった皆様は、オンデマンド配信がございますので、是非ご覧いただければと思います。

学習会オンデマンド受講の申込 – NPO法人日本健康教育士養成機構 (jheo.org)

※学習会は有料講座につき、動画配信を有料となっておりますので予めご了承ください。

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NPO法人日本健康教育士養成機構
住所:〒107-0062 東京都港区南青山2丁目27番28号グラン青山1101
   (株式会社 健康長寿研究所 内)
TEL:03-6206-0664(平日10時~17時)
お問合せはこちら:https://www.jheo.org/?page_id=13

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